DORAYAKIN

日本一のおもしろマンガ

 

97.11.5

ジャイアン獣人伝説 <その1>


(爆笑のヒトコマ)

 

作者の長年の持論を述べさせてもらいます。

「ジャイアンはのび太以上のバカ、もしくは動物である」

熱心な読者なら分かるだろうけど、のび太の道具を使いこなすセンス,
悪知恵,処世術にはかなり卓越したものがある。
のび太は「ダウナー系のカツオ(ex.サザエさん)」なんだよ。
いっぽうジャイアンときたら、イヌ以下の知能で、得意技は不意打ちと狂音波。
こんな奴が近所にいたら、俺ならそく転校を決断するけどね。

すすきが原通りのワンダリングモンスター、ジャイアン。
こいつのバカさ加減、獣人ぶりは、いつも我々を黒い笑いに誘ってくれる。

これから(可能なら何回かに渡って)じっくりと
彼のおぞましい程のバカぶりを追ってみよう。

 

まずはこれ見てよ。彼の知能程度がハッキリ分かるよ。

自分の映ってる映画を見てのこの反応。
舌まで出しちゃって、ほとんど実験中のサルだよ。
(映画のコスチュームも最高)

もちろん欲求に対する自制心の無さもサルのオナニーなみ。
欲しいものは絶対に我慢できない性格なんだよな。
(しずちゃんのアイスをベロンとなめて横領するシーンはヌケる)

まあ「お前のものは俺のもの、俺のものも俺のもの」
クソバエのごとき偽善ドラファンでさえ「名言」「哲学」と称揚して
今では山のような手垢がついちまいましたがね。

だが、われわれ「ドラや菌」からしてみれば
あのクソジャイアンのバカジャイアン(byのび太)なんぞに
な〜にが「哲学」だってもんですよ。
そんなモンは「実感帽」かぶらせればあっけなく崩壊ですよ。

実感帽のうみだすリアルな幻覚にたちまち千手観音状態のジャイアン。
「北斗」キャラばりの残像を描いてさわりまくってます。:-)
とにかく哲学なんて高尚なもんじゃない、要するにコイツは動物なんだよ!:-)
下図に見てのとおりの、単なるボスザル。

 

ひとりで何を「いい気もち」になっているのだ。:-)
随所で自己完結したオナニストぶりを発揮するジャイアンだが、
もっとも「気持ちいい」ネタは権力らしい。:-)
そういえば、未来の道具の入ったバッグを手に入れた時には
「世界を征服できるかもなムヒヒ」と笑ってたしな。:-)
おめえは一体、何者だ? ふつうの町の小学生のクセに。

でも自分より大きい奴とか強い奴にはからっきしなんだよな。
(まあ、それも動物としての本能なんだろうけどさ)
たとえば黒帯のび太にダーッと投げられた不良中坊グループとか、
今までに百人殺したっていばってる乞食とか(そのうち乞食特集あり)
そしてもちろん「おおおとこ」とかですよ!!

ドラギャグ通のあなたなら「おおおとこ」を御存知でしょう。
躰の一部をふくらませるポンプでのび太が「大男」に化け、
恐怖でジャイアンを追いつめていく、ギャグ満載の佳作ね。
あの話はジャイアン・ウォッチャーにはこたえられないもんがあるけど、
最高のヒトコマはやっぱコレかな。

大男の恐怖から逃れて精神のタガがゆるんだジャイアン。
いい湯加減で熱唱です。のび太との対比もいいよね。:-)
しかし、ほんと足りないなー。:-)

(次回に続く。さらに暴露されるジャイアンの白痴ぶり)

 

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